カテゴリー別アーカイブ: 2020年以前

第55回藍筍会書作展 解説会

image1_3.jpeg image2_3.jpeg image3_3.jpeg image5_2.jpeg

昨日11日は清水透石会長による作品解説会が行われました。

創設者である今関脩竹先生の目玉作品をはじめとした、各先生方の大作を目の前にしてのお話は大変貴重で、観衆は皆耳をそばだて、メモを取ったり中には録画する方も居られました。

「二点の作品は同じ紙に書いたものだが、一点は何十年も飾って眺めていたので色が変わって‥」
「今関先生はここの線が気になってもう一枚書きたかったがこれが最期に‥」
題材に込めた想いや制作時のエピソードなど、背景を深く知ることができ、大変有意義なひと時となりました。

充実感に満ちた気持ち同様、上野恩賜公園の河津桜も満開です。

解説会は明日13日14時からも行われますので、よろしければぜひお越しください。

第55回藍筍会書作展 座談会&懇親会

image1_2.jpeg image2_2.jpeg image3_2.jpeg image4.jpeg image5.jpeg image6.jpeg

今回は55回展を記念し、『創設者 今関脩竹先生を語る』と題してスライド解説と座談会が催されました。

まずは、今回展示されている脩竹先生の代表作である六曲屏風や絶筆の解説、また発足当時の話など、スライドを見ながら清水透石会長の解説が行われました。
次に3名(書道評論家 麻生泰久氏/湯山春峰堂社長/玉川堂社長)をお招きし、脩竹先生のさまざまな想い出話を聞くことができました。

夜は精養軒に移動し、会の懇親会が催されました。受賞者の喜びのコメントを聞いたり、会場の皆さまにも抽選で本や競書の作品が当たったりと、和気あいあい大変賑やかなひと時となりました。M.Kawamoto

第55回藍筍会書作展 開催中

image1.jpeg image2.jpeg image3.jpeg

第55回藍筍会書作展が上野の東京都美術館で15日まで開催中です。
現在パンダのシャンシャンで話題!上野動物園の隣の建物です。
よろしければぜひお立ち寄りください。

また、明日(11日)と13日は14:00〜役員による作品解説を行っております。
「漢字作品しか書いたことない‥」「仮名は読めない‥」なんて思っている方も、来ていただければ係の者が説明させていただきますので、どうぞ気負わずに気楽な気持ちでお越しください。
きっと、楽しんでいただけることと思います。(^^)

2017 夏合宿 ご報告

securedownload-2.jpeg securedownload.jpeg securedownload-3.jpeg securedownload-1.jpeg

2017年8月29〜31日まで、BumB 東京スポーツ文化館にて夏合宿が行われました。今季は平日でしたが、遠方は沖縄からと多くの方にご参加いただき、充実した3日間となりました。
大字かなや調和体のほか、今回は細字も多かったのですが、清水透石会長が一人一人の作品を丁寧に添削してくださいました。
合宿中は日展や藍筍会展に向けての練成のほか、会長による講演「名筆を鑑賞しながら書の基礎を学ぶ〜今関先生の言葉〜」が開かれました。作品制作において大事な“構成”の要素を見極め、今関先生の言葉を借りて鑑賞の参考にするという内容で、大変貴重なお話を聞かせていただきました。
作品締め切りまでラストスパート!お互い、諦めず最後まで頑張りましょう(^_^)

2017 春合宿

IMG_7141_3.JPG IMG_7139_3.JPG IMG_7135_3.JPG FullSizeRender_3.jpg

2017年4月7〜9日まで、BumB 東京スポーツ文化館にて春合宿が行われました。会長の清水透石先生のご添削をはじめたくさんの先生方のご指導を賜り、また切磋琢磨する仲間の姿に刺激を受け、大変実りある3日間となりました。合宿中は読売書法展に向けての練成のほか、毎度常任理事の先生による教室が開かれています。今季は真峰香震先生の「蘭亭序を書こう」、松崎睦生先生の「はがき絵講座」でした。
写真ははがき絵の第1人者“松師古”先生としてもご活躍の松崎先生の教室風景です。

第54回藍筍会書作展 報告

d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e_30.jpg d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e_31.jpg 19be7ec67e3c236d06398a074f177c4f_2.jpg d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e_32.jpg d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e_33.jpg d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e_34.jpg d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e_35.jpg d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e_36.jpg d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e_37.jpg d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e_38.jpg

・藍筍会創立者 今関脩竹先生のお作品
・会長 清水透石先生 のお作品を中心に。

かなを学びたい!
こんな字を書きたい!
当会のお教室は全国にあります。
気軽にお問い合わせください。(^^)

席上揮毫 ③清水透石先生

image1_7.JPG image2_7.JPG image3_7.JPG image4_7.JPG image5_4.JPG image6_6.JPG

トリはやはり当会会長の清水透石先生による席上揮毫でした。午前中に成田山全国競書大会の審査をされ、移動→休む間も無く揮毫という運びでしたが、4作を書き上げられ、観衆を圧巻しました。

・1作目(左)‥何事も花に気儘の旅なれば
・2作目(右)‥ひむがしの涯(はたて)のはまはいつしかもひくき曇につづく白波
・3作目(上)‥あたたかきこころこもれるふみもちて人おもひをればうぐひすのなく あめつちの春たけなはに遠地こちと蛙なく野やひるしづかなる
・4作目(下)‥不尽のねをたかみかしこみあま雲もい行きはばかりたなびくものを

席上揮毫 ②齊藤紫香先生

image1_5.JPG image1_6.JPG image2_6.JPG image3_6.JPG image4_6.JPG image5_3.JPG image6_5.JPG

お次は副会長の齊藤紫香先生。
1作目の2字目を間違えられるというアクシデントがありましたが、即座に仮名を変更して見事な作品を書き上げられ、会場をあっと沸かせました。
2作目は大東文化大学生とのコラボ制作。随の薛道衡「人日思帰」を隷書と書き下しの仮名で揮毫され、見ごたえのあるお作になりました。

・作品1‥かたはらに 秋ぐさの花 かたるらく ほろびしものは なつかしきかな

・作品2‥人日思帰 人日かへるをおもふ

席上揮毫 ①和田澄子先生

image1_3.JPG image2_3.JPG image3_3.JPG image4_3.JPG image6_2.JPG

12日(日)14:00から当会の会長・副会長による席上揮毫が行われました。
トップバッターは副会長の和田澄子先生。「私は前座ですから‥」とご謙遜なさる、慎ましくいつも本当に優しい先生ですが、ひとたび書きはじめると会場の空気が一変し、その流麗な筆はこびと美しい筆跡で観衆を魅了しました。

・作品1‥花ちれる水のまにまにとめくればめくればやまには春もなくなりにけり 五月まつ 山郭公 うちはぶき 今も鳴かなむ 去年のふる聲

・作品2‥花さかりふるさとは今ころもかへ‥

第54回藍筍会書作展 開催中

image4.JPG image1.JPG image2.JPG image3.JPG

本日は上野精養軒にて会の懇親会が開催されました。
展覧会は18日までの開催、明日は14:00より当会の会長・副会長による席上揮毫があります。近くにお越しの際はぜひお立ち寄りいただければと思います。