会の特色・活動

<活動風景>

<会の特色>

関東圏のかな書道団体においては、歴史も古く、最も多い会員数を擁しています。指導者の層も厚く、学習する環境が充実しており、関東圏をはじめ、北信越・九州・沖縄と全国に輪が広がっています。
公募展への応募者数減少傾向の中、第32回読売書法展(平成27年)では、全応募のかな書道団体中、第2位の出品数を誇っています。出品料や表具代など、個人に係る負担を最少限にとどめる努力をして、より多くの会員が応募しやすいように努めています。
他のかな書道団体との大きな違いとしては、壁面芸術や線質の向上を意識して、漢字書法と同様に拡大臨書に重点を置き、「大字かな」により書法の基礎をつくるよう取り組んでいます。関西のかな書道団体とは趣を異にし、関東のかな書道団体の代表として、書道界にその地位を示しています。

<会の主な活動>

日展、読売書法展、日本の書展、東京都美術館主催のTOKYO書展、各県展などに、積極的に参加しております。公募展のほか、年に一度の藍筍会書展、藍筍会地方展、指導者毎の社中展など発表する場は多く、自分のレベルに合わせて挑戦することができます。次代を背負う青少年の育成にも努め、成田山全国競書大会にも5千点近くの作品を出品しています(首都圏第2位)。
また、隔月で書道研究誌『藍筍』を発行しています。年2回(春・秋)開催される合宿錬成会(近年は東京スポーツ文化館BumBで実施)のほか、全国各地で研究会も実施しています。
これらの諸活動を通して、書芸術の普及・発展をめざすとともに、「かな書道」の研究者・指導者の育成に尽力しています。未経験であった人も、日々研鑽することによって、読売書法展や日展での入選・入賞などの実績を積み、書家や指導者としても活躍しています。